社畜だった社長の漂流ブログ「ハシブトガラス」|酔いやすいお酒はどれ?種類別に特徴と上手な付き合い方を徹底解説!

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酔いやすいお酒はどれ?種類別に特徴と上手な付き合い方を徹底解説!

2025.6.10

「ちょっとしか飲んでないのに、なぜか自分だけ酔っぱらってる…」そんな経験、ありませんか?
お酒に強い・弱いという体質の違いももちろんありますが、実はお酒の種類や飲み方によって、酔いやすさが変わることをご存じですか?

この記事では、「酔いやすいお酒の種類とその特徴」から、「酔いにくくなるための飲み方のコツ」までを分かりやすく解説します。
ダイエット中や体に優しいお酒の選び方も紹介しますので、これからお酒とうまく付き合っていきたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

酔いやすいお酒ってどれ?主な種類とアルコール度数の関係

「ビール1杯で顔が真っ赤…」そんな経験、あなたにもありませんか?
実は、お酒に酔いやすくなるかどうかは、体質だけではなくお酒の種類にも大きく関係しています。

ポイントとなるのが「アルコール度数」と「体への吸収スピード」。

たとえば、ウィスキーや焼酎などの蒸留酒は、アルコール度数が高く、少量でも酔いやすくなる傾向があります。逆にビールやサワーのような度数の低いお酒は安心と思いきや、飲みやすいぶん量が増えてしまい、結果として多くのアルコールを摂取しがち。
これもまた酔いの原因になるんです。

お酒には大きく分けて次の2種類があります。

  • 醸造酒(ビール・日本酒・ワインなど)
    → アルコールのほかに糖質やアミノ酸、有機酸が多く含まれ、体内への吸収が早く、酔いやすい傾向があります。
  • 蒸留酒(焼酎・ウィスキー・ウォッカなど)
    → 高濃度のアルコール成分のみを抽出しているため、度数は高いが糖質は少なく、飲み方次第で酔いにくいこともあります。

さらに注目したいのが、「炭酸入りのお酒」。
ハイボールやシャンパンのような炭酸系アルコールは、胃の粘膜を刺激してアルコールの吸収を早めるため、体感的にも酔いやすくなります。

つまり、「酔いやすいお酒」とは…

  • アルコール度数が高い(例:ウィスキー、焼酎)
  • 吸収が早い(例:炭酸系、温めた日本酒など)
  • 飲みやすくてつい量を飲みがち(例:ビール、チューハイ)

こうした特徴を理解しておけば、「酔いやすい状況」を未然に防ぐことができます。
次のブロックでは、具体的なお酒の種類ごとの酔いやすさの違いについて、さらに深掘りしていきましょう。

種類別に見る酔いやすさの特徴【ビール・ワイン・日本酒・焼酎・ウィスキー】

酔いやすいお酒といっても、すべてが同じように作用するわけではありません。
ここでは代表的なお酒5種の特徴と、それぞれが「なぜ酔いやすいのか・酔いにくいのか」を解説していきます。

■ビール:飲みやすいけど“油断大敵”のお酒

ビールはアルコール度数が約5%と低めで、「酔いにくい」と思われがちです。
ですが、炭酸の刺激によってアルコールの吸収が早まりやすく、のど越しの良さから飲みすぎやすいため、結果的に酔いやすくなることがあります。

さらに、糖質も比較的多いため、体に負担をかけやすい点にも注意が必要です。
空腹でのビールは特に酔いやすいので、おつまみとセットで楽しみましょう。

■ワイン:香りと渋みの罠?ポリフェノールの作用も影響

ワインのアルコール度数は12~14%。
赤ワインに含まれるポリフェノールは血行を促進する作用があるため、酔いを感じやすいという一面もあります。

また、ワインは酸味や渋みがある分、アルコール感が分かりづらく、飲む量の感覚が鈍くなりがちです。白ワインはやや飲みやすいため、油断してしまう方も多いですね。

■日本酒:糖質が多く、温度でも酔いやすさが変わる

日本酒は「米と水」で造られる醸造酒。
アルコール度数は13~16%とやや高めで、糖質の多さが吸収を早める原因になります。

特に注意したいのが「熱燗(あつかん)」。
温めた日本酒は体への吸収スピードが速まり、血中アルコール濃度が急上昇しやすいため、少量でも一気に酔いが回ることがあります。

■焼酎:飲み方によって酔い方が変わる万能選手

焼酎のアルコール度数は25%前後と高め。
ストレートで飲めば当然酔いやすくなりますが、水割り・お湯割り・炭酸割りなど飲み方を工夫できる点が特徴です。

また、焼酎は糖質ゼロのものが多く、体への負担が少ないため「酔いにくいお酒」として好まれる傾向もあります。
ただし、アルコール自体は強いので、ゆっくり飲むのが鉄則です。

■ウィスキー:強いけれど、少量で済む“大人のお酒”

ウィスキーは蒸留酒の代表格で、度数は40~43%と高め。
ストレートやロックで飲めばすぐに酔いが回りますが、水割りやハイボールにすることで調整が可能です。

注意したいのは「香り」。熟成された香りでアルコール感が抑えられるぶん、飲みやすく感じて飲みすぎるリスクも。炭酸で割ったハイボールも吸収が早いため、適量を守ることがカギになります。

お酒の種類ごとに酔いやすさの理由はさまざま。
「度数が高いから酔う」という単純な話ではなく、成分や飲みやすさ、飲み方によって体への影響が大きく変わることがわかります。

次のブロックでは、実際にどんな「飲み方」が酔いやすさに影響するのかを詳しく見ていきましょう。

酔いやすくなる飲み方・酔いにくくなる飲み方の違い

酔いやすさは、お酒の種類だけでなく「飲み方」でも大きく左右されます。
ここでは「やってはいけない飲み方」と「酔いにくくする工夫」を具体的に紹介します。

■空腹状態での飲酒は要注意!

お腹が空いた状態で飲酒すると、アルコールの吸収がダイレクトに胃腸から血液に入ってしまい、酔いやすくなるんです。
特に空腹×炭酸系のお酒(ビールやハイボール)は、吸収が一気に進み、気づけば真っ赤な顔に…。
必ず何か軽く食べてから飲む習慣をつけましょう。

■一気飲みは危険!チェイサーは味方

「乾杯は一気!」という文化はもう卒業。
一気に飲むと血中アルコール濃度が急上昇し、酔いが強く出るうえ、二日酔いリスクも跳ね上がります。
一方で、水やノンアル飲料を合間に挟む「チェイサー」は、アルコール濃度を薄めてくれるうえ、脱水も防げるので非常に効果的です。

■つまみの選び方でも酔い方が変わる

脂っこい食事は胃の中に膜を作ってアルコール吸収を遅らせてくれます。
チーズ、ナッツ、枝豆などたんぱく質や脂質を含んだつまみは“酔いにくさ”に貢献します。
逆に糖質の多いスイーツ系は吸収を早めることもあるので要注意。

■飲むスピードをコントロールしよう

アルコールは「摂取量 × 時間」で体に効いてきます。
短時間に多く飲むと体の処理が追いつかず、酔いが強く出ることに。
1時間あたり1杯程度が目安。ゆっくり味わうことが、自分を守ることにもなります。

「自分はお酒に弱いから…」とあきらめる前に、「飲み方」を見直すことで状況は変えられます。
次のブロックでは、酔いやすさだけでなく、二日酔いにもつながるお酒の選び方について深掘りします。

お酒と二日酔いの関係:なりやすいお酒となりにくいお酒

「昨日のお酒、残ってる気がする…」そんな朝はつらいですよね。
ここでは、なぜ二日酔いになるのか、どんなお酒がなりやすいのかを科学的に紐解いていきます。

■二日酔いの正体=アセトアルデヒド

アルコールは肝臓で分解される際に、「アセトアルデヒド」という有害物質を生み出します。
これが頭痛・吐き気・倦怠感などの原因
特にアセトアルデヒドの分解が遅い体質の人は、少量でも翌日に響きやすくなります。

■二日酔いになりやすいお酒の特徴

以下の特徴を持つお酒は、二日酔いリスクが高めです。

  • 甘いお酒(カクテル・リキュール)
     → 糖分がアルコールの吸収を加速
  • 香りが強いお酒(赤ワイン・熟成ウィスキー)
     → 不純物(コンジナー)が多く含まれ、体の負担大
  • ストレート・ロックで飲む高濃度酒
     → 少量で体内アルコール量が増える

■二日酔いになりにくいお酒の特徴

逆に、下記のようなお酒は比較的二日酔いになりにくいとされています。

  • 蒸留酒(焼酎・ウォッカ)
     → コンジナーが少なく、糖質ゼロ
  • 水割り・お湯割りなど薄めて飲むお酒
     → アルコール濃度を下げられる

■前後のケアも忘れずに

  • 飲酒前の「ウコン」や「乳製品」で肝臓を守る
  • 飲酒中の「チェイサー」で脱水予防
  • 飲酒後の「たっぷり水分」と「早めの就寝」で回復を促す

お酒の種類だけでなく、体への配慮も大事ということですね。

お酒とうまく付き合うための選び方と習慣

お酒は人生の潤滑油。
でも、付き合い方を間違えると体にも心にも負担が…。
最後は「酔いたくない人」のために、上手なお酒の選び方と習慣をまとめます。

■酔いたくないなら、まず“薄める”を意識

飲む量を減らすのはもちろん、アルコール濃度を薄める工夫がポイント
水割り、炭酸割り、ロックの代わりにお湯割りなど、飲み方次第で大きく変わります。

■飲む順番にもコツがある

最初にビールで乾杯→そのあと日本酒やウィスキー…という流れ、よくありますよね?
実は、アルコール度数が高いものから先に飲む方が体に優しいって知ってました?
「強い→弱い」順で飲むことで、体が順応しやすくなります。

■「酔わない生活習慣」を整える

  • 睡眠不足は酔いやすさUP
  • ストレスが多いとお酒に頼りがちに
  • 体調管理も「酔わない体」づくりに直結

飲酒を楽しむには、日常の健康管理もセットだと覚えておきましょう。

■“楽しく飲む”が一番の秘訣

お酒はコミュニケーションツールであり、自分へのご褒美でもあります。
無理せず、自分に合ったペースで、楽しく付き合っていくのがいちばんです。

【まとめ】酔いやすいお酒の種類と上手な付き合い方

お酒に酔いやすくなる原因は、「アルコール度数」だけではありません。
種類・成分・飲み方・体調といった多くの要素が絡んでいます。

  • ビールやワイン、日本酒は飲みやすいが意外と酔いやすい
  • 焼酎やウィスキーは飲み方次第で酔いにくくできる
  • 空腹、一気飲み、甘いお酒は要注意
  • 水やつまみ、飲む順番で酔い方は変えられる
  • 二日酔いになりたくないなら、飲酒前後のケアも大事

お酒と上手に付き合うためには、「知ること」が第一歩。
自分に合ったスタイルを見つけて、健やかで心地よい飲酒ライフを楽しんでくださいね。